子育て
泉河潤一の子育て実践記録「あったかい家族日記」です。
現在20歳で大学2年の長女が小学校1年生だった時から書き始めたので、13年以上にわたって書き続けています。今回、「家族の広場」にまとめました。
あったかい家族日記の特長
1.実際の子育て経験・エピソードを合わせて、子育てに役立つ知恵やノウハウを惜しみなく公開しています。
2.マネできるように書いているので、「いいな」と思ったら、そのままマネすることができます。いわば、美味しい料理ばかりでなく、レシピもあわせて書いてあります。
3.オフィシャルサイト「家族の広場」は、これまでの記事を項目別に整理しています。
どうぞ、泉河潤一の子育て「家族の広場」を参考にして、自らの子育てのレベルアップを図ってください。そして、泉河の子育て実践をはるかに上回るような親たちがたくさん誕生していくことを願っています。
子育てにかけた想い
長女がまだ幼稚園に通っており次女も2歳前後だった頃に書いた文章「父親としての責任を果たす」は、当時の父親としてのスタンスを明確に表現しています。
「父親としての責任を果たす」
20年前との一番大きな違いは、二児の父親になったことだろう。まだ就学前で小さく、本当にかわいい。「子宝」とは、よくぞ言ったのもだ。夫婦仲良く丸い空気の中で、とにかくかわいがって育ててきたつもりだ。
しかし、厳しさにかけていて、躾が十分でなかったように思う。遊びながら食事をしたり、思いどおりにならないとすぐプンとしたりするのも気にかかる。このままでは、学校の先生を思い切り手こずらせるんではないか……。それは、わが家の家庭の躾がよくないせいだ。
「仕事に忙しくて、躾が十分できなかった」とは、それが真実だったとしても言いたくない。それは、「わが子の躾の責任を放棄して、仕事を優先しました」ということではないか。
教師であると同時に父親である。父親としての責任をしっかり果たしていこうと思う。
三字経にも、「養不教父之過」(やしのうて おしえざるは ちちのあやまち) とあります。
経済的に家族を養うだけでは、父親として半分の責任しか果たしていないと思います。
私は、仕事は真摯に取り組まねば気がすまない方ですが、だからといって家族を犠牲にして(子育ての責任を放棄して)仕事をするのは反対です。
子育てに対して父親として基本的にどういうスタンスをとるのか!?
基本的に母親任せにして、父親の自分はかかわらないのか。
母親と父親で協力し合い、子育てに積極的にかかわっていくのか。
このことは、子育てに決定的な影響を及ぼすことでしょう。
父親の私は、経済的に養うことはもちろん、それだけでは半分の責任しか果たしていないと考え、教え育てる役割を積極的に果たしてきました。いつも月例家族会議をリードし、様々な家族イベントを計画し、「父と子塾」や「親と子が一対一でかかわるデート」もずっと行ってきました。こうして父親として家族への大きい影響力を発揮してきました。
おかげで、家庭に父親の居場所がないどころか、父親として充実感をもてました。二人の子どもも、子育てのビジョンどおり「かしこく・強く・あたたかく」育ちました。
積極的にかかわっていくスタンスをとってきて本当によかったと思います。
これからもずっとそのスタンスを継続していく決意です。